こんにちは、電話代行オフィスジャパンの広報担当MDです。残暑から10月に入りだいぶ涼しくなりましたね。少々、広報ブログの更新が疎かになっていました(汗)
さて、先日「平成26年度プライバシーマーク付与事業者向け研修会」というJIPDEC主催の研修会がありました。このプライバシーマーク付与事業者というのは、個人情報を保護する体制を構築した証であるプライバシーマークの使用許可を受けた企業や団体のことをいいます。
私たちオフィスジャパンも電話代行・電話秘書サービスなどのコールセンター事業を展開する企業として、お客様の個人情報保護を最重要視しており、プライバシーマークを取得しております。
今年の研修会のテーマは、「1.ビッグデータ利活用に向けて政府が進める個人情報保護法制改正への具体的取り組み」と「2.緊急事態発生時の対応(万一の時に備えて)」というものです。最近、テレビCMでも一般の方が耳にするようになったビッグデータですが、意外とビッグデータって何?という方が多くいらっしゃいます。
ビッグデータとは
ビッグデータ(英: big data)とは、市販されているデータベース管理ツールや従来のデータ処理アプリケーションで処理することが困難なほど巨大で複雑な データ集合の集積物を表す用語である。その技術的な課題には収集、取捨選択、保管[3]、検索、共有、転送、解析、可視化が含まれる。(Wikipediaより引用)
上記ではシステム担当者向けの説明に近いので分かり辛いと思いますが、簡単に言うと、ビッグデータとはその名の通り、通常のシステム(パソコンなど)では簡単に取り扱うことが出来ないほど、大きく且つ複雑な情報集合物のことを指します。このビッグデータの情報とは、天候・交通・医療・防災・流通・行政・個人情報など様々な情報が含まれています。
これらの情報の中から必要な情報を抽出し取り扱うには、相当な技術力などが必要となりますが、それが可能となれば、利用する側の企業や団体だけでなく、サービス提供を受ける個人にとっても大きなメリットとなります。
しかし、ビッグデータを活用するにあたり、利用する側が膨大な情報をどのようにして守ることができるのか等、未だに多くの課題があり、それに伴う法改正や政府の取り組みなどの説明が第1講演で行われました。
第2講演では、「緊急事態発生時の対応(万一の時に備えて)」というものでした。ニュースでも最近話題になった某通信教育大手企業の個人情報漏洩事故が発生したこともあり、この講演が行われたのでしょう。また、保護するための体制を確保することはいうまでもありませんが、事故が発生した際、如何に迅速且つ適切な対応をとることが出来るかが重要となりますので、個人情報を取り扱う事業者にとっては、とても大切な講演でした。
私たちオフィスジャパンは、電話代行・電話秘書サービス等のコールセンター事業を展開し、膨大な個人情報を日常的に運用しています。こういった研修会が行われることで、大切な個人情報を保護するためにも、技術的な改善だけでなく、運用する側の質の向上が大切だと改めて感じることができる研修会でした。それでは。